はじめての「大日経」入門 
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 はじめての「大日経」入門 
越智 淳仁 著
A5判並製/120頁
発行:2010/3/19


『大日経』の第1章「住心品」では、畜生のように飲み食いと性欲に明け暮れる世間の愚かな行為から、宗教的な倫理道徳に目覚め出世間者の智のこころが芽生える方法を「160心」や「6種の畏れなきこころ」「順世の八心」、こころの迷いを克服する「十喩」などで様々に説き明かしています。 
本書では、『大日経』のこころを探り、その展開の過程で様々な密教思想に触れました。 
最後には、弘法大師空海の『大日経』との出会い、不思議な求聞持法の体験から中国・長安への留学、帰国後の高野山や東寺での宗教活動にも触れました。


【本書の内容】 
第1章 『大日経』の成立
第2章 『大日経』の思想
第3章 大悲胎蔵生曼荼羅の三部と九曜
第4章 大悲胎蔵生曼荼羅の十二宮とギリシャ神話
第5章 空海と『大日経』