日本人がほとんど知らない世界の現実が、
手に取るようにわかる1冊!
本書の魅力は、なんと言っても世界115か国を歩いてきた筆者自身の体験がベースにあることにある。
実際に行ってみないとわからない世界の現実と、日本人が頭の中だけでイメージする世界の姿との違いや共通点について、様々な社会的な観点からまとめられている。
また、筆者は元教員でもあり、大変わかりやすく読みやすい文章で書かれているのも特徴だ。中学生や高校生にもぜひ手に取ってほしい本である。
まるで世界の秘境を旅するように楽しみながら読み進めることができると同時に、世界の現実をしっかりと学ぶことができる、日頃知られていない世界を学ぶ入門書として最適な1冊。
株式会社グローカルアース 代表取締役
藤本 正樹
日本人が知らない世界の現実を、7つの章に分けてわかりやすく紹介!
本書が取り上げている国々は、ニュースなどでもほとんど報じられることのない、日本人がほとんど行くことがない国ばかりを取り上げている。日頃知ることができない国々の現実を学ぶことができる。
具体的には、①政治と経済、②社会生活と労働、③教育と子どもたち、④戦争と国境、⑤宗教と差別、⑥人々の夢と心、⑦世界を旅する方法、の7つの章に分けて紹介。
単なる旅の紀行文などではなく、実際に行ってこそわかる現実と日本人が頭の中で思い込んでいるイメージ、そして同時に客観的なデータも示しながら、世界の様々な現実を紹介している。
かなり深いところまで掘り込んだ内容なので、読み応えのある1冊。