目先のことだけ話すからモメる!
夢を語ればわかり合える!?

事業承継対策の必要性を説いた書籍は多いが、その多くが自社株対策などの
「資産承継」に力点が置かれたものが多い。
一方で、先代の経営哲学や経営ノウハウなどの「経営承継」について書かれた書籍は少なく、
著者本人の体験談的になってしまっている。
そこで本書では、①現社長、②後継者、③会社、の3者の中長期目標とも言える「夢」を明確にし、
それらを統合することで承継を進める方法を提言している。
事業承継は「目的」ではなく、会社成長のための「手段」であることがわかる。
そして「親子の対話ツール」として、良好な関係づくりにもきっと役立つだろう。
 




株式会社経営支援パートナー
代表取締役

佐原 啓泰




事業承継をバネに会社を成長させる手法

事業承継は3つの夢を語れば成功する!なぜ、大塚家具は親子ゲンカをしたのか

世の中で言われている事業承継対策は、対処療法的で短期的、そしてなにより困り事の解決になってしまっている。 そして、「継がせる側は」まだ継がせたくなく、「継ぐ側」はまだ継ぎたくない。
事業承継は、もっと前向きに、未来志向で進めたい。進め方次第で、会社が将来に向かって成長するためのバネにできるのだから。
そんな「前向き」で「会社を磨き上げる」ための事業承継手法が、著者の独自体系化プログラム「経営リファイン承継®」である。
本著では、その一部である「夢かな計画(夢をかなえる経営計画)」に焦点を絞って書いている。中小企業の業績と成長は、経営者の夢と思いとスキルに依存する。後継社長は大きな夢を描き、優れた企業を日本に一社でも残して欲しい。!