あなたとあなたの防災意識を高めるために

 介護事業所に対して、2021年に厚生労働省から「BCP・事業継続計画を作成せよ」との通知が出ました。
 厚生労働省のホームページでは、YouTube動画、手引書、フォーマットなどが掲載されていますが、なかなか現場の介護事業所にとっては、「時間も取りづらく、どう書けばよいかわからない」との意見をいろいろな地域で聞いていました。
 そこで、私の震災での体験談などを交えて、現場の雰囲気がわかるようにBCPの例文をまるごと書いています。
 防災に関しての初心者でも何を用意したらよいか、わかるように具体的に書いています。
 介護事業以外でも、保育園・幼稚園・障害者センター・施設長に読んでいただけたら、災害時の判断や決断のお役に立てると思います。





株式会社BCPJAPAN 代表取締役

山口 泰信




具体的な手法が盛りだくさん!

スタッフ30名以下の介護事業の「防災BCP」(事業継続計画)

・避難後に立ち入り禁止地区に制定され会社や自宅に入れなくなることへの注意点
・通路確保・電気配線の考え方
・災害で出現する窃盗犯の被害を防ぐ方法
・火災前に覚えておきたい消火器の種類
・デジタル情報の意図しないうっかりミス対策
・命を守るための生命維持装置への電源供給に何ワット必要?
・生命維持装置への車からの電源供給の方法
・生き残った後一番先に困るトイレ問題解決法
・介護訪問先の利用者様の非常持ち出し品
・介護BCP記載例(厚生労働省老健局編)