いつの間にか軋轢を生まないように
自分の言動を相手の目線で考えてみる!
いわゆるノウハウ本とは異なり、実例を列挙した。
「人間関係のトラブルまたは軋轢の始まり、本人たちのそれぞれの考え、正義、相手への不満の言葉、そしてその双方のすれ違いや、解決に導いた対処策の実話集。
●立場が上のあなた:目下の相手に我慢を強いているかも?
●立場が下のあなた:目上の相手の立場、気持ちを考えることも必要
立場が対等な関係でも、言葉の言い回し、人としてのマナー、品格が欠けていると避けられてしまう。
CS(顧客満足度)向上指導員、ビジネスマナー講師
鈴木 あき
他人から見える自分は、言動で大きく意図したものと異なっていることが多い
著者がビジネスマナー指導、CS向上相談対応等で、様々な組織や団体に協力していくうちに、人間関係の相談も自然と受けるようになった。
それぞれ狭い組織の中で軋轢が起きている当時者同士から相談を受け解決策を図るうちに、「自分の心が言動に正しく表現できていないこと」がトラブルに大きく起因することを目の当たりにした。
加害者と言われてしまう方は、意図と異なり「相手が我慢している」ことに気がついていない。反対に、周りから愛される人の言動もある。
本書はそれらの事例を挙げているので、読んだ人の気づきになってほしい。