企業の「年商30億円」超えを
「理論」「ノウハウ」「企業事例」からリアルに解説!

 企業成長の過程の中で1つの大きな壁となるのが「年商30億円の壁」。
 年商30億円規模の企業を目指すとなった場合、年商10億円規模までは適していた「エースで4番社長」型の組織構造が阻害になる場合が非常に多い。
 いかにしてエースで4番社長から「監督社長」へと変貌を遂げ、年商30億円を目指せる組織をつくるかが最大のポイント。
 その年商30億円の壁をどのようにして超えていくかを、筆者がこれまで携わってきたコンサルティング経験を基とした「理論」「ノウハウ」「実際に年商30億円を突破した企業事例インタビュー」の3つの構成で具体的に解説した実務書。





企業の「年商30億円の壁」超え専門コンサルタント

佐々木 啓治




「エースで4番社長」型組織から「監督社長」型組織へ

年商30億円の限界突破3つの鉄則 エースで4番社長から監督社長へ

 年商30億円未満の会社でも社員には役職があり、一見すると「階層型組織」になっているように見えるが、実質的には役職についている社員が「役職に見合った」権限や働きをしているわけではなく、社長一人が組織を取り仕切っている「鍋蓋型組織」となっている会社が非常に多い。
 組織があるように見えても、実際には社長が社員に対して直接マネジメントしているような「エースで4番社長」型組織から、年商30億円を超えるために、社員の直接マネジメントをミドルマネジメントへの移譲し、自身はミドルマネジメントをマネジメントする「間接マネジメント」で機能する「監督社長」型組織へと変革する必要がある。